脳溢血

ここでは足のしびれを伴う病気、脳溢血について詳しく説明していきます。

脳溢血とは、脳内に巡る血管が破れて脳の中で出血を起こした状態を言います。医学用語としては脳出血とも呼ばれます。
脳溢血の原因として代表的なのが高血圧症によるものです。高血圧が元で起こる動脈硬化によって小動脈瘤ができ、これが破裂することで脳出血が起こります。この他にも、喫煙やアルコール、運動不足や偏食、肉体的疲労や精神的ストレスなどの様々な原因も挙げられます。


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脳溢血の症状は出血を起こした部位によって差がありますが、代表的な症状としては、強い頭痛、吐き気や嘔吐、片麻痺(手や足の片側にのみ現れる運動麻痺)や意識障害などが挙げられ、出血が多いほど、また時間が経つほど重い症状が現れます。以下に出血部位による症状の現れ方を説明していきます。

【皮質下出血】

前頭葉や側頭葉などの皮質下に起こる出血です。どの部位かによっても症状は変わりますが、多くが片麻痺や半盲(片目の視力だけが急激に低下)、言語障害などが挙げられます。

【被殻出血】

脳出血の中で最も多いのが、脳の中央に位置する被殻という場所に起こる被殻出血です。片麻痺や感覚障害、同名半盲(視野の左右どちらか半分が見えなくなる)、意識障害などが挙げられます。

【視床出血】

脳出血の中では被殻出血に次いで多いのが、間脳の一部を占める視床という場所に起こる視床出血です。片麻痺や感覚障害以外にも、出血後に視床痛という半身のひどい痛みを伴うことがあります。

【脳幹出血】

橋出血とも呼ばれ、間脳や中脳、延髄や橋で構成される脳幹という場所に起こる出血です。突然の意識障害、呼吸障害、四肢麻痺、縮瞳(瞳孔が過度に縮小する)、高熱などが挙げられます。

【小脳出血】

小脳に出血が起こるものです。激しい頭痛と回転性のめまい、吐き気や嘔吐、運動障害や意識障害などが挙げられます。


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