熱中症とは夏の暑い時期に熱によって起こる様々な体の不調の事を言います。主に体内の水分量や塩分量のバランスが崩れる脱水症を起こし、最悪の場合は命を落とすこともあるので注意が必要です。毎年5万人近くの方が熱中症と診断され、500人近くの方が死亡しています。この数字から私たちにとってそれほど身近で怖いものということが伺えます。
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【熱中症と足のしびれの関係】
実は熱中症と足のしびれは深い関係にあります。熱中症には様々な症状がありますが、その中に足のしびれも存在しています。熱中症の代表的な症状として以下のようなものが挙げられます。【熱失神】
暑さによって血管が拡張し、血圧の低下が起こります。・めまい
・立ちくらみ
・顔色が悪くなる
・除脈
【熱けいれん】
発汗によって電解質が不足し、筋肉や末梢神経に障害を起こします。・手足のしびれ
・こむら返り
・筋肉の痛み
【熱疲労】
発汗によって水分と電解質が不足し、脱水症状を引き起こします。・脱力感
・倦怠感
・頭痛
・吐き気
・意識混濁
【熱射病】
体温上昇が続くことによって、中枢機能に異常が生じます。・汗が出ない
・皮膚の発赤
・皮膚の乾燥
・体温上昇
・失神
【水分だけでなく塩分も同時に補給】
暑さによって足がしびれたら、熱中症のサインとして考えるべきです。熱中症の対策として水分補給は必須ですが、水分だけでは電解質が不足する恐れがあります。水分と同時に塩分も補給する必要があります。水やお茶よりも経口補水液が理想ですが、水に少量の食塩を含ませるだけでも対応できます。また、涼しい場所に移動してしばらく安静にするようにしましょう。sponsored link
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