高血圧症、いわゆる高血圧とは普段から血圧が高い状態、すなわち血管に高い圧力がかかっている状態です。生活習慣病のひとつで、肥満、高脂血症、糖尿病と合わせてメタボリックシンドロームとも呼ばれています。
高血圧症の主な症状としては、手や足のしびれ、頭痛、肩こり、耳鳴り、のぼせ、動悸、吐き気などが挙げられますが、それよりも高血圧によって他の重大な病気を合併するのがこの病気の怖い特徴です。
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合併症は大きく4つに分類され、それぞれ脳血管障害、心臓疾患、腎臓疾患、血管疾患に分けられます。
高血圧になる原因は実はそのほとんどがはっきりしません。こういった原因不明のものを本態性高血圧と呼び、ホルモン異常などが原因としてはっきりしているものを二次性高血圧と呼び区別されます。ただし、血圧を上げる要因は色々と分かっていて、塩分の過剰摂取、加齢による血管の老化、精神的ストレス、過労、運動不足、肥満、遺伝などが挙げられます。
高血圧症の治療は食事制限が原則となります。塩分を摂りすぎないようにしなければならない上に、体重が多い場合は減量もしなければなりません。また適度な運動をする必要もあります。特にウォーキングやジョギングなど有酸素運動が適しています。こうした生活習慣の改善だけで多くが高血圧から解放されますが、それでも良くならない場合は降圧薬を用いた薬物療法が取られます。
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