変形性腰椎症は、中高年の方に起こる腰痛の主な原因となる疾患です。また、早ければ20代の方でも発症します。加齢などが原因で脊柱の障害はどこにでも起こるようになってくるのですが、中でも最も症状が出やすいのが「腰」です。体重の60%以上もの負担がかかる腰部は、椎間板や椎骨が障害を受けやすい部位なのです。
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変形性腰椎症の症状は、代表的な腰痛の他に、腰が重い、だるい、しびれ、こわばりなどがあります。症状が進行すると、腰痛がお尻や足の裏側にまで出るようになります。また、体が冷えると症状がひどくなることもあります。変形性腰椎症は、動き続けていると痛みが緩和されていくのが特徴です。
中高年以上になってくると、肩こりや腰痛が出たとしても「年齢のせい」と思いがちです。この為、病院で特に治療をすることもなく症状を進行させてしまう方が少なくないのです。しかし、変形性腰椎症をそのままにしておくと、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどの深刻な病気を併発してしまうケースがあるのです。脊柱管狭窄症も椎間板ヘルニアも共に手術が必要になる場合がある疾患です。
変形性腰椎症は初期の段階で治療を始めれば、ヘルニアなどの厄介な疾患を引き起こすこともなく症状を改善することができる病気なのです。症状に気づいたら、すぐに整形外科を受診するようにしましょう。
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